東京都知事許可のお客様 管工事・リフォーム工事系業者様
※一部の内容について、守秘義務の点より修正させていただいている箇所がございます。
ご依頼の概要
管轄/許可種類 | 東京都/知事/特定 |
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業種数 | 5業種 |
メイン業種 | 管・内装仕上 |
売上規模 | 20億円以上 |
技術職員数 | 20名前後 |
概要
東京都内に本店がある知事許可のお客様で、特定建設業を取得していらっしゃいます。
また、知事許可では珍しく「従たる事務所」がある会社様です。
水道、ガス、空調などの管工事全般とリフォームを中心とした内装仕上工事を得意となさっています。
ずっと本社のある自治体から、入札に参加しませんか?というオファーのようなものはあったようですが経審を受けていないため入札参加資格の申請をすることもできないでいたとのことでした。
最初は別の行政書士の方に依頼をしていたとのことですが、
なんと2年かかっても申請が出来ず、弊所にご依頼をいただけることになりました。
本件の特徴
【X点関係(完成工事高)】
いわゆる中小企業というにはかなりの完成工事高で、さらに兼業(販売)事業の売上もほぼ同じくらいあるので、全体の売上高としては50億に届く勢いです。
そんな中、売上データをいただき、工事とそうでないものに分類し、さらに工事のデータを管工事と内装仕上工事等に分け、、、、といった膨大な情報の整理をする必要がありました。
また経審は裏付け資料として請負契約書や注文書等の資料も必要ですので、それらの収集も会社様にしていただき、無事に審査にこぎつけることが出来ました。
【Z点関係(元請工事高、技術職員関係)】
エンドユーザー(一般消費者)からの受注も非常に多く、工事のデータを元請と下請けに分類するのも一苦労でしたが、元請の売上があることで、下請100%であるよりも、点数アップにつながりました。
また、技術職員の方も会社様の作成されていた名簿があったものの、経審の得点の対象になる物とそうでないものが混在し、経審用に見直した名簿を弊所で作成させていただき、お渡しいたしました。
【全体的なことその他】
経審はただ単に受ければいいという訳でもありません。
毎年のお手続ですので、様々なデータや書類の管理などの整理整頓の方法を見直す格好の機会となります。
また、そういった帳票類をしっかり整えることは、社内コンプライアンスの見直しにもなりますので、積極的に経審を利用することをお勧めいたします。